
先物取引を最も分かりやすい言葉で説明すると「未来の商品の値段を予想して現時点で取引をすること」です。
例えば、私達が、スーパーで生活に必要な商品を買うとき、当たり前ですが商品とお金をその場で交換します。
こういった普通の買い物と先物取引の異なる点は、お金だけを動かして商品自体は動かさない点です。
先物取引の仕組みは、例えば、「ある商品の価格が将来的に上がるだろう!」と予想した場合、その商品を現時点で買う契約だけ結ぶのです。
その契約時に実際の商品は動かしません。逆に、「ある商品の価格が将来的に下がるだろう!」と予想した場合、その商品を現時点で売る契約だけを結ぶのです。もちろん、契約時に実際の商品は動かしません。
そして、将来的に商品価格が上がれば、先に買っていた商品を売る契約をすることで利益を出すことができます。逆に、将来的に商品価格が下がれば、先に売っていた商品を買い戻すことで利益を出すことができるのです。
当然、それぞれの予測が外れてしまうと損失が出てしまいます。先物取引の最大のメリットは、売る契約から取引を始めることができる点です。将来的に価格が下がることを予測して利益が出せるのは先物取引の強みです。
先物取引のような仕組みを差金決済と言います。商品の引き取りや受け渡しはせずに、お金だけをやり取りするので、このような名前が付いたのです。
